先日、あの有名人のメンタリストのDaiGoさんが、レチノールクリームについて言及していたそうですね。
レチノールクリームはとっても優秀な化粧品なんですけど、DaiGoさんの説明だと、少し説明不足な部分があるかと。シワに効く化粧品があるということが広まることはとてもいいことなんですけどね。
いい成分だからこそ注意点があるんですよね。良薬口に苦し。
なので、今回の記事では、DaiGoさんが言及していたレチノールクリームについて3倍専門的に解説してみようと思います。なので、「シワに悩んでいる方」や「将来できるシワが不安」な人、なんかは必見です。
結局、どのレチノールを使えばいいの?という方はこちらの記事へ。
目次
DaiGoさんがレチノールクリームをおすすめする理由とは?
DaiGoさんがレチノールクリームについて言及した内容は以下です。
- レチノールは唯一肌に吸収される
- レチノールは肌のターンオーバーを早める
- 多くても週に一回まで
- 使用回数は増やしすぎない(ターンオーバーが過剰になるため)
- レチノール1%クリームがおすすめ
で、これを使用した結果、肌のしわが消えるとおっしゃっていたようですね。
で、こちらのレチノールクリームをおすすめしていたと。
うーん。。。。
正直なところ、万人にはおすすめできないかなあと思います。
お肌が元々強い方のみにおすすめできる方法な気がしますね・・・・。
レチノールに対する注意点追加事項
僕がレチノールの説明を加えるなら以下の説明を追加します。
- (重要)レチノール日本の化粧品での配合濃度の限度は0.04%である
- (重要)レチノールは光や酸素に弱いため容器の遮光性が高くないと届いた段階で分解していることも
- 夜に使うことが必須
- 次の日は日焼け止めを必ず塗る
- 2ヶ月以上継続しないと意味がない
です。
濃度に対する懸念
ちなみに、DaiGoさんがおすすめしているレチノールの濃度は1%。少し日本人には刺激が強すぎるのではないかなあと・・・。
なぜ配合濃度がそんなに低いかというと、日本人が安全に使える濃度を考えた結果なんですよ。
0.04%が限度のところ、これは1%…20倍…笑
やばいくらい肌がズルむけになるんじゃないですかね・・・?
1%レチノールクリームを使うときは自己責任でどうぞ!
遮光性に対する懸念
そして、おすすめしているレチノールは遮光性が高くなく、すぐ分解してしまう容器です。
一ヶ月と活性は持たないんじゃないか、と思います。
しかも、1週間に1度の使用だと、数回の使用でどんどん効果が落ちてくる…。半年後にはただの保湿クリームになるのでは…と思います。
これも、自己責任でどうぞ・・・。
レチノールは光と反応しやすい
レチノールクリームは光と反応しやすいので、朝つけるとかはあまり良くないです。あと、絶対に日中は日焼け止めを塗ること。
シミには効かない
どうやら勘違いされている人が多いようですが、このレチノールクリーム、残念ながら、シミには効きません。
まず、皮膚には表皮と真皮があるのですが

レチノールクリームのターンオーバー促進効果で効果があるのは、表皮だけなのです。

みなさんの多くが困っているシミは、真皮のものが多いです。表皮のシミだと、ターンオーバーで勝手に消えていってくれるのであんまし気にしないことが多い。
でも、真皮のシミはターンオーバーではどうにもならない。
できてしまった真皮のシミは化粧品でもどうにもならない。ここは覚えておきましょう。
シミを作らないことが大切なので、ちゃんと毎日の日焼け止めを塗ることが大切ってことですね。
まとめ
まあこんな感じで、レチノールクリームは、とにかく優秀な成分なんですけど、選び方がちょっと難しかったりするんですね。なので、気をつけないと本当にダメです。
なので、今からレチノールクリーム を買いたい!と思う方は、ちゃんと理解してから購入していただきたいと思っています。レチノールクリームのおすすめはこちらに書いていますので、理解した人はみてみてください。