レチノールとレチノール誘導体の違いとは?

シワが改善されると話題のレチノール。特に有名なのが「レチノール」と「レチノール誘導体」の二つですね。どっちが良い?という疑問を持つ人も多いでしょう。

  

ですが。

まず、「レチノール」と「レチノール誘導体」どっちが良い?という問いはクソです。

なぜなら「レチノール誘導体」には色々あるから。「レチノール」と「レチノール誘導体」ならレチノール誘導体が良い!と言うサイトがあるらしいですが、あえて言いますと、クソです。

 

まあ問いからしてクソなんですが、レチノールとレチノール誘導体の違いについてざっと解説してみようと思います。

 

誘導体が何か理解しよう

そもそも「誘導体」の意味を理解している人がほぼいないんですよ。

 

と言うことで「誘導体」の意味をググってみました。

誘導体・・・

主に有機化合物で、一つの化合物の分子構造の小部分が変化してできた化合物。基本構造はそのままで、一部が他の原子団と置き換わったもの。

デジタル大辞典から引用

なんですよね。

 

はい。意味わかんないですよね。

 

原子とか有機化合物とかの辞書の意味なんて無視してざっくり言うと、

レチノール+α=レチノール誘導体

です。

図にするとこんな感じ。「〇〇誘導体」は〇〇の変化版って感じですね。ざっくりわかりましたか?

 

ちなみに、「変化したから良い」と言う訳ではないです。人間はなんとなく手が加わっているものを「良い」と思ってしまいがちなんですけどね。注意。

 

レチノール誘導体はレチノールと何が違うの?

【前提知識】 レチノールコスメは微弱ながらシワを改善する効果がある。医薬品で使われるトレチノイン(レチノール誘導体)は猛烈な刺激と引き換えに、皮膚のシワを直したり、ニキビを直したりする効果がある(トレチノインは基本的に日本で使われていませんが)

 

さっきのでわかったと思いますが、レチノール誘導体はレチノールの一部分が変わったものです。何が違う?と言われれば構造が違うのですが、聞きたいのはそう言うことじゃないですよね。

 

この記事を読んでいる人が、たくさんあるうちの「レチノール誘導体」のどれを知りたいのかがハッキリはわからないんですが、

多分「レチノール誘導体を知りたい」と言う方は、大抵レチニールエステルの「パルミチン酸レチノール」のことを知りたがっているんですよね。

 

 ちなみに、レチノール誘導体のうちの一つがレチノールエステル。

レチノールエステルのうちの一つがパルミチン酸レチノール。です。下の図で確認よろしくお願いします。

なので、この記事では「読んでいる人が探しているレチノール誘導体はパルミチン酸レチノールだ」と仮定します。

 

   

と言うことで、 

ちょうど良い図があったので、「レチノール」と「パルミチン酸レチノール」の違いを比較してみたいと思います。下の図をみてみてください。特に刺激と安定性の欄を。矢印の意味とかは他の記事で解説するので、無視してokです。

 

つまり、レチノール誘導体の「パルミチン酸レチノール」は刺激がレチノールより弱くて、安定性が高いです。他には肌に貯蓄されやすく安全性が高いと言う特徴があります。

 

レチノールはターンオーバーを正常化したり、真皮の線維芽細胞を活性化することで光老化を改善したりする効果があります。しかし、その代償として少し刺激が強い。

その効果が弱いけど、安全バージョンがパルミチン酸レチノールですね。

 

まとめ

レチノール誘導体とレチノールの違いは構造。

レチノール誘導体には色々ある。

レチノール誘導体のパルミチン酸レチノールを例としてあげるならば、レチノールよりパルミチン酸レチノールの方が効果は低い代わりに安全。